こんにちは。
小池です。
12月15・16日と構造見学会を開催しました。
現在建築中のY様のお宅をお借りしての開催です。
15日は比較的暖かかったのですが、16日は北風が強く、とても寒い日でした。
そんな師走の忙しい時期でしたが、たくさんのお客様に来ていただくことができました。
周りにはまだまだ畑がたくさんある、
のどかな場所にあります。
でもこのあたりも開発が進んでおり、
住宅が立ち並び始めています。
構造見学会の様子です。
いろいろな方々にご来場いただきました。
施主のY様にもお越しいただきました。
ちょうど一級建築士の佐藤さんも来られていたので、一緒に建築談義に花を咲かせました。
Y様も、疑問に思っていることを直接設計士に聞くことができ、満足していただけたようでした。
桧4寸の柱です!!
皆さん、中に入るとまずこの太くがっちりとした柱にビックリされていました。
建て売りの住宅などを見たことのあるとおっしゃられていたお客様は、「全然違うわ!桧のいい香り。」
男性の方は、本当に熱心に細かいところまでもしっかりとご覧いただいて、「うーん、いいですねぇ。」とおっしゃっておられました。
そして、耐震金物で全ての柱や梁が固定されているところにも、感心されていました。
そして、皆さんが驚いていたのは、この梁の太さです!
「こんな太い梁はいらないのではないか」という質問も出たぐらいです。
この梁は、Y様のご希望でリビングを広くしたために、通常よりも太い梁で支える必要が出てきたために、このような太い梁になりました。
お客様のご希望を充分に取り入れることができるのも、注文住宅の最も大きなメリットですね。
師走の忙しい中、またとても寒い中、お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
(至らない点も多々あったかと思います。行き届かないことがありましたら、申し訳ありませんでした。)
まだまだたくさんの方々に、ご覧いただけたらと思っています。
ご連絡をいただければ、建築中の様子もご案内させていただけると思います。
お近くの方は、散歩の途中でもちょくちょく覗いてみてください。
どのような家が出来上がっていくのかをご覧ください。
家が造られていく様子を見るのは、とても楽しいですよ
そして、この丈夫な家を造りたいと思われた方は、ぜひご連絡ください。
いつでも、お客様のために、世界で一つの家
を、心を込めて造らさせていただきます!!
( あ、この文章の下のほうにある住宅会社の広告とは関係ありませんので、間違えないでくださいね。
このブログを使わせていただいている関係上、広告は外すことができないのです・・・。
お問い合わせは、タカミ住建へ!! )
こんにちは。
小池です。
Y様のお宅の新築工事は、いよいよ「上棟」を迎えました。
「建前」とも言いますね。
土台敷きを終え、1階と2階の建物の骨組みを組み上げていきます。
今日中に2階の一番高い部分にまで棟上(むねあげ)をします。
2階部分にまで木材を運び上げるために、クレーン車を手配します。
この日は他の車の通行ができなくなるので、事前に近隣の方にはご挨拶をしてあります。
上棟の日は、大工1人では無理なので、大工の仲間と基礎造りをした頭(かしら)も応援に来てもらいます。
(基礎屋のことを頭と呼びます。)
気心の知れた仲間同士で、作業もスムーズに進んでいきます。
夕方には、2階部分の骨組みも出来上がりました。
作業終了後、『上棟式』を行いました。
Y様にお越しいただいて、職人と顔合わせを行いました。
破魔矢を飾り、塩、酒、米で建物の四方を清め、工事の無事を祈りました。
Y様からは職人に折り詰めとお酒と、ご祝儀をいただきました。
(ありがとうございました!)
こうやってひとつひとつの節目を向かえることで、家に対する思いを新たにしていきます。
Y様が「立派に建ててください。」とおしゃられ、
「任せておいてください!」と
職人共々お答えさせていただきました。
そこに住まわれるお客様の身になって、大切な家を造らせていただく。
改めて心に刻み込みました。
破魔矢を飾ったところです。
上棟式の日は夜になってしまったので、次の日に撮りました。
こんにちは。
小池です。
Y様のお宅の新築工事は、基礎工事が終わりいよいよ大工による作業に入りました。
まず、基礎のコンクリートに上に土台を据える『土台敷き』を行います。
大工が土台をひとつひとつ据え付けていきます。。
細かく見ていくと・・・
基礎工事のときに、立ち上がりの部分に挿し固めた『アンカーボルト』に桧(ひのき)の土台をはめ込み、固定させます。
(アンカーボルト=金属の長いボルトがそうです。)
立ち上がりのコンクリートの基礎と土台の間には、『基礎パッキン』を入れ、床下の換気を確保します。
(基礎パッキン=下の写真の黒い部分がそうです。)
『基礎パッキン』はかなりの優れものです。
床下の湿気は家にとっては天敵です。
『基礎パッキン』を使用することによって、床下の隅々まで換気が行われ、湿気を防ぎ、家の耐久性を向上させています。
床下が乾燥しているとシロアリも発生しにくくなります。
コンクリートの立ち上がりのない部分は大引きを『鋼製束(こうせいづか)』で支えます。(下の写真)
(大引きとは土台の間にわたされている木材のことです。)
『鋼製束(こうせいづか)』は大引の下にある金属製の金物のことですが、
昔は束の部分に木材を使っていました。
でも木材は年数がたっていくと痩せてしまうという欠点がありました。他にはプラスチック製のものもあります。
『鋼製束(こうせいづか)』は名前の通り剛製ですので、伸縮やそりもなく、大引きのゆがみを生じさせる事がありません。
家を支える全ての部分ひとつひとつの性能が向上し、より強く頑丈に造られていることを感じます。
現在の家は、細部にわたって強さを備えた造りになっているのです!
こんにちは。
小池です。
Y様邸の新築工事の続きです。
JIOの配筋検査の後、基礎にコンクリートを流し込み、枠組みを外してから1週間ほど乾かしています。
今週はほとんど雨が降らず、良い天気の日が多かったので、コンクリートの乾き具合は上々です
乾かしている間にも作業は続いています。
コンクリの基礎に土台を取り付ける準備をしたり、足場も架けました。
今日は足場架けの報告です。
足場専門の業者が作業を行います。
みんな若い職人ばかりで、次から次へとテキパキと仕事を進めていました。
一瞬も立ち止まらないっといった感じで、常に動いています。
「さすがに若い人は違うなぁ~。」
と、感心してしまいました・・・。
現場には足場パイプがぶつかって基礎に傷がつかないように、シートを敷いてもらいました。
鉄骨をトラックから下ろすときにも傷がつかないように、トラックの後ろにもシートが敷いてあります。
(細かいところにも配慮をして手配すること、コーディネーターの私には必要な仕事です。)
足場が架かりました!
いい足場だと思いませんか?
とても良い仕事をしてくれる足場業者です。
ウチの会社の名前の入ったシートを2枚、JIOのシートを1枚、南側と北側に張りました。
名前入りのシートを張るのは、宣伝の意味もあるのですが、
皆さんにどこの会社が施工をしているのかを常に確認していてもらいたいという意味も含んでいます。
これだけ大きく名前を出したら、恥ずかしい仕事はできません!
電話番号ももホームページのアドレスも書いてあるので、すぐに調べられてしまいます。
苦情だって、しようと思えばできるのですから。
誰が見ても心配のない、責任ある仕事をするためにも、あえてシートを張ることによって、自分自身にも戒めていきたいと思っています。
さあ、来週は棟上(上棟)です。土台や柱を組み始めます。
一軒の家が出来上がる様子を楽しみにしていてください!
こんにちは。
小池です。
Y様邸の基礎工事はどんどん進んでいます。
JIOによる配筋検査に合格後、配筋にコンクリートを流し込みました。
写真を見た事務員のA子さんが、
「プールみたい!」と喜んでいました・・・。
(←そうじゃないって!今は冬だし・・・)
先日(11月27日参照)の配筋は、すっかり見えなくなってしまうわけです。
見えなくなる部分もしっかりした施工を行うこと、本当に大事ですね。
その後に縦筋の部分に枠をはめ、その中にもコンクリートを流し込みしっかりと固定させます。
そして、土台と柱(4寸ヒノキの角材)をしっかり固定するために使用する「アンカーボルト」という耐震金具を柱を立てる部分にはめ込みます。
枠組みを全て外したところです。
丈夫な基礎を造るために配置されていた配筋ですが、本当にもう全てコンクリートに隠れてしまいました。
これらの基礎工事を「ベタ基礎」といいます。
今では最も多く使われているのではないかと思います。
(昔は布基礎という工法が広く使われていました。)
鉄筋コンクリート全面で建物を支えるので、地震や台風などの強い衝撃を効果的に地盤へ逃がすことができます。
阪神淡路大震災以降、頑丈なベタ基礎が主流となってきたようです。
もうひとつ[ベタ基礎]の良い点があります。
直接地面が出ないので、湿気がかなり抑えられるのです。
乾燥した状態が保てるというわけです。
乾燥は家のためには絶対に必要なものですし、シロアリが発生しにくくなるという利点もあります。
とにかく、基礎は本当に頑丈になりました。今度建て直す時があったら、解体は大変だろうなと思ってしまうぐらいです。
基礎に関しては100年ぐらいはもつのではないでしょうか?
えっ?建物は?
それはいかに日頃のメンテナンスや補修を怠らず、良い状態を保っていくかにかかっています!!
頑張ってください!!
こんにちは。
小池です。
Y様のお宅のJIO(日本住宅保証検査機構)による第一回目の検査が行われました。
「基礎配筋検査」です。
今月の中旬に、基礎工事を始めるにあたって、その土地が住宅を建てるのに充分な強度があるかどうかを調べるため、JIOのよる「地盤調査」が行われました。
いよいよ今回からは、本格的な検査となります。
(家が完成するまでに全部で4回の検査が行われます。)
基礎工事を行っている職人と私が立ち会い、JIOの検査員によって検査が行われますが、もし不合格が出た場合は、・・・再検査です・・・
合格が出るまで次の工程に進めないというわけです・・・。
ということは現場が遅れるということで・・・、大変な事になります!!
今回の検査員の方は女性の方でした。
とてもテキパキした方で、時間よりも早く来られて、細かく見てくださっていました。
配筋が図面通りに配置(高さや幅)されているか、鉄筋の太さ、接続具合、鉄筋の下に置くブロックの数や並び具合など、細かく検査をしていました。
結果は
無事合格
良かったぁぁ
当たり前のことを当たり前にやっていれば、問題は発生しないし、心配もいらないはずなのですが、検査というだけでドキドキしてしまいます。
でも、こうやって第三者機構により検査をしてもらう事で、きちんとした仕事をしていると言う事を、誰の目にも明らかに証明される訳ですから、これからの時代どんどん重要になってくるのだろうなと思います。
さあ、次は立ち上がり基礎にコンクリートを流し込みます!
こんにちは。
小池です。
Y様のお宅の基礎工事の続きです
きれいに砕石を敷きつめ整地された上に防湿フイルムを張ります。
防湿フイルムは下(地面)からの湿気を防ぐ目的があります。
そして、その上に鉄筋を200mmのマス目にしていきます。
200㍉間隔に鉄筋が張り巡らされています。
鉄筋の太さは主筋が13mmです。
この部分は後日コンクリートを流し込みします。
建物を支えるには充分の強度を保つ事ができます。(ベタ基礎)
これが終わると、JIOの第一回目の検査「基礎配筋検査」を向かえます。
設計図通りに配筋がされているか、鉄骨の太さに間違いがないか等、厳しくチェックされます。
基礎の配筋はコンクリートの下になって見えなくなる部分ですから、しっかりとした検査をする事で、お客様にもより安心していただけると思います。
こんにちは。
小池です。
Y様のお宅の新築工事ですが、いよいよ基礎工事が始まりました。
まず、『遣り方』で始まります。
A子の
不思議な建築用語、説明しま~すコーナー(3)
お久しぶりです!
『遣り方(やりかた)』・・・基礎工事に先立ち、壁、柱の中心、高低などを表示する仮設装置で、必要な個所に打込まれた水杭(みずくい)に水平に水貫(みずぬき)を打ち付けたもの。
つまり、「これから建てる建物の正確な位置を決めるために設けるもの。」なのですが、地面に突き刺している杭を「水杭(みずくい)」と言い、横に張られている板を水貫(みずぬき)と言います。
水糸という糸を張り、正確に位置を決めていきます。
これから造る家の基盤となるわけですから、とても重要な作業なわけです。
「遣り方」の最中です。水杭(みずくい)や水貫(みずぬき)がわかりますか?
ユンボ(重機)で穴を掘り、基礎工事の地盤処理を行なっています。
その穴に鉄筋を敷き込んで、コンクリートを流し込みました。
コンクリートが乾くまでしばらく待ち、翌日地盤を整地して、配筋工事の下準備です。
砂利を敷き詰め、きれいに整えた状態です。
こんにちは。
小池です。
Y様のお宅の地盤調査が昨日行われ、調査結果が出るのを待っているところですが、
解体が終わり、更地になった敷地にある事件が起こりました。
Y様の敷地は30年前に家を建てた時に、その当時の業者が土の中に石や瓦などのガラを入れて、その上に土を盛っていたらしいという話を前々から聞いていました。
(Y様の土地は以前は畑だったのですが、当時の業者の中にはその畑の良い土を勝手に
持って行ってどこかに売り、その代わりガラなどの不要物を土地に混ぜ込み、捨てていたと
いうことがあったらしいです・・・。今はそのような違反は絶対にできません!!)
そのため、解体業者には土台と一緒に土の中のガラもきれいに片付けてもらうように言ってありました。
解体が終わり、何もなくなった現場に行ってみると・・・。
敷地が低くなっていたのです!!
以前のY様の家は隣や向かいの家よりも敷地が高く、盛り土になっていたので、道路からの段差も多く取らないといけない状態でした。
Y様の奥様が足が不自由なため、本当は敷地を低く建て直したかったのですが、残土の処理に費用がかかるということで、新しい家も現況の敷地の高さでと依頼を受けていました。
ところが、いざ更地になってみると・・・
高低差 0(ゼロ)
ちょっと狐につままれたような気分です。
解体業者がガラと一緒に土も削って持って行ってくれたのです。
しかも、重機(ユンボ)できれいに均されていました。
Y様の敷地のブロック壁ですが、上から2段目の所まで土があったのがわかりますか?
今は土がなくなり、2段目も全て見えています。
20cm近く低くなったことになります。
設計書を変更する事になりました。
確認申請終了後の変更は役所の関係でとても大変なのですが、早急に対処します!
(東京都の場合は変更があると、最初からやり直しになってしまう事が多いのですが、Y様のお宅の自治体は幸いにもそこまでは厳しくないようです。
良かったぁ~)
設計の変更のために多少費用がかかってしまいますが、足の不自由な奥様のためにも高低差が少ない方がもちろんいいので、本当に良かったです。
何だか、アクシデントがあるたびに、お客様にとって良い方に良い方に向かっているように感じます。
きっと良い家が建ちますよ!!
こんにちは。
小池です。
今日、Y様邸のJIOによる地盤調査が行われました。
Y様も来られて調査の様子を見守りました。
車の側面に張られていたものですが、
JIOの地盤調査班2名により
調査が行われました。
JIOでは[スウェーデン式 サウンディング試験]という調査方法を取っています。
調査に使用した道具の数々です。
出来上がる家の4角と中央部分の5箇所を調査しました。
1メートルの長さの杭を1本ずつ繋げながら地中に挿していきます。
10kg~20kgある重りを増しながら杭を
地中に挿していきます。
このあたりの地中は6~7メートル位置の
検査をして、結果を調べています。
一本1mの杭を7本繋げながら挿して
いき、もうこれ以上入らないところまで
下げていきます。
地中に入れた杭を引き上げているところです。
今回調査した結果をJIOに持ち帰り、データを作成し、後日連絡が
届きます。
地盤調査をする事で、地盤の耐久力を調べ、それに見合った基礎仕様を決定する事になるので、出来上がった住宅の性能評価(建物保証)を受けるために必ず必要になるものです。
もし、この調査で地盤が弱いという検査結果が出た場合、地盤改良工事をする事になります。
(あくまでもやるやらないはお客様の任意ですが、第三者機構に建物保証をしてもらうためには必要になります。
地盤改良工事にはかなり費用がかかります。できたら合格であってほしいと願っています!)
結果は3営業日後位には出る事になるでしょう。
今回は来週の月曜日に出るようです。
ドキドキの5日間です。
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