こんにちは。
タカミ住建の小池です。
板橋区のI様邸の上棟が行われました。
通常はクレーン車を使って材木を2階部分などに搬入するのですが、I様邸は角地のためクレーン車を止めて置けなかったので、職人さんたちが材料を持ち上げる「手お越し」という方法で行いました。
上棟は、大工さんと足場職人さんたちが協力して施工を行います。
柱や梁などの家の骨組みとなる構造材を一気に組み立てていきます。
今回は手お越しなので、特に全員の力を合わせないと、かなり大変な作業です。
当社の家は、柱や土台には国産の桧材を使って建てます。
あたり一面に、桧の良い香りが漂っていました。
大変な作業ではありますが、良い香りの中での作業なので、気持ちよく仕事をしてもらえたのではないでしょうか(笑)
組み上げていく途中には、構造材の水平・垂直を測る機器を使い、細かく確認作業を行います。
柱や梁が正しく組み上げられているか、柱が歪んでいないか…。
間違いのない家づくりのために大切な工程のひとつです。
2階部分も順調に組み上げていきます。
見てください。この太い梁を!!
梁は化粧された松材を使用しています。
柱と同じように、梁も家を支えるためにとても大切な構造材です。
太い梁を使うことで、家をしっかりと支えてくれるのです。
棟(屋根の一番上)が上がったところで、上棟は終了です。
簡単ですが、上棟式も行わせていただきました。
棟には幣串(へいぐし)を飾りました。
魔除けの飾りですが、工事の安全とお施主様の幸せを願い、棟に上げさせていただきました。
幣串は屋根が出来上がりましたら、屋根裏に収めさせていただきます。
それから、建物の四方に塩・米・酒をまいてお清めをしました。
工事の無事を祈らせていただきました。
雨続きで、予定よりも延びてしまいましたが、大工さん、材木屋さん、足場職人さんの協力の元、滞りなく上棟を進めることができました。
上棟式では、これからI様の家づくりに携わることができることに心から感謝をして、一つひとつの工事をおろそかにせず、責任を持って執り行なっていかなければと、社員一同決意を新たにしました。
お施主様の大切なお住まいですが、常に自分の家をつくるように心から家づくりをしていこうと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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