こんにちは。
タカミ住建の小池です。
西東京市で建築中の新築住宅の工事の続きです。
休みが明け、毎日とっても暑いのですが、大工さん初め職人さんたちは、本当に頑張ってくれています。
屋根の様子です。
屋根用の防水紙(フェルト)を張った後、カラーベストコロニアルという屋根材(グレードの高いグラッサシリーズ)を葺きました。
色はこげ茶色です。
通常の瓦よりも軽いので、地震などに備えてカラーベストコロニアルを選ばれるお客様が増えていますね。
どの瓦を葺くにしても、真夏の屋根工事は本当に大変です。
ある職人さんは、「靴が溶けるぅぅぅ~~!」と、言っていました。
屋根の上は日陰もなく、直接太陽が当たるので、大変な作業だと思います。
真っ黒に日焼けをした職人さんは、水分を補給しながら、頑張ってくれました。
建物の中は、木工事が進んでいます。
今回のお宅は、2階が賃貸のアパートです。
ワンルームなのですが、ロフトがついています。
下の写真はロフトになる部分です。
小屋裏ともいいますね。
ご存知の方も多いと思いますが、ロフトとか小屋裏って、夏はとっても暑いんです。
屋根からの熱がダイレクトに来ますからね。
屋根の断熱がしっかりしていないと、夏場はとてもいられません。
せっかく造るロフトですから、夏場もちゃんと利用していただきたく、屋根の断熱には「吹付の発泡ウレタン」の断熱材を使用することにしました。
吹付けの発泡ウレタンの断熱材は、断熱効果も高く、気密性があるのでしっかりと室温を保ってくれます。
夏場は冷気が逃げにくいので、冷房の設定温度を低く保つことができ、冬場は熱を保つ効果が高いので、暖かさが持続します。
吹付けの発泡ウレタンの断熱材を入れる前の準備をしています。
壁にボードを取り付けています。
発泡ウレタンを吹き付けました。
当社が使用している発泡ウレタンは「デミレック・ジャパン」という会社の製品です。
石油系の発泡ウレタンが多い中、この製品はベニバナ油を使って作られています。
水で発泡させているので、最後は土にかえることができる、地球にやさしい製品となっています。
永く住んでいただく家ですから、健康にも配慮した製品を使用していきたいと思っています。
2階がアパートということで、もう一つ特別に施工したことがあります。
それはなにかというと、「防音対策」です。
当社では、普段から2階の床には24㎜の下地と9.5㎜のボードを張り、その上にフローリング(15㎜)を張って、できるだけ厚みを確保するようにしています。
床に厚みがあれば、2階の音もほとんど気にならずに生活することができます。
しかし、今回の家は2階がアパートなので、やはり家族で生活するのとは条件が違ってきます。
アパートや2世帯住宅などは特に、それぞれのプライベートはしっかりと守りたいものです。
そのため、2階の床に通常の床材とくわえて、9㎜の「遮音マット」を施工しました。
遮音マットを敷くことで、物が落ちた時の衝撃音、テレビの音などを制御することができます。
音は振動として下に伝わるので、かなりの音が緩和されると思います。
黒いマットが遮音マットです。
2階の床全面に張りました。
遮音マットの継ぎ目は全て専用コーキングを施工、その上からフローリングを張り、床は完成です。
でも、工事が終わるまではフローリングの上に、養生板を被せておきます。
なぜなら、工事中に誤って傷をつけてしまっては大変だからです。
お客様の大切な家ですから、綺麗なフローリングでお引き渡しをさせていただきます。
養生板を張りました。
養生をするための板もちゃんと厚みがあるので、しっかりとフローリングを守ってくれますよ。
いよいよ明日は「構造見学会」です。
当社の家づくりの基本の部分ですので、たくさんの方にご覧いただけたらと思っています。
暑い中ですが、ブログを読んでいただいているみなさん。
お越しいただけたら、本当にうれしいです。
(詳しくは、ホームページをご覧ください。)
スタッフ一同と共に、心よりお待ちしております!!
8月23日(土)・24日(日) 構造見学会を行います。
ヒノキの家の構造見学会を開催いたします。
詳しくはこちらをご覧ください→ http://www.takami-juken.com/event/index.html
練馬周辺で注文住宅やリフォームをお考えの方はタカミ住建へ
→タカミ住建HP http://www.takami-juken.com/
メールアドレス info@takami-juken.com
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電話番号 03-5935-1177
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