瓦屋根の葺き替え工事です(2) :: タカミ住建ブログ

2012年5月18日カテゴリー : 建築日記

瓦屋根の葺き替え工事です(2)

こんにちは。
タカミ住建の小池です。

屋根の葺き替え工事の続きです。

新しい下地の板を張った上に、防水下地を施工しました。
屋根用の防水下地(防水シート)で、フェルトの両面にアスファルトを被覆してつくられています。
水を通さないので、雨漏りにも安心です。

防水シートを張った上に、軽量瓦を施工していきます。
屋根の下の方から順番に重ねていきます。

屋根の下の方に付いている飛び出ている金物は、「雪止め金具」です。
雪が降ったときに、屋根から雪が落下するのを防止します。

仕上がった屋根です。
とてもきれいな屋根に生まれ変わりました。

従来の瓦は横に渡した桟に引っかけて乗せていくという形で施工されているので、地震などで落ちてしまいやすいのですが、軽量瓦は屋根に直接止めていくので、落ちる心配がほとんどありません。

屋根を軽くしたいというご要望の中、軽量瓦を施工しましたが、とても良い感じになりました。

屋根が約60％ほど軽くなりました。
地震が来たとしても、安心していただけるのではないでしょうか。

お客様にも施工後の写真をお見せしたところ、とてもきれいになったと喜んでいただけました。

最近は、従来の瓦屋根から、軽い屋根に替えられるお客様が増えています。
屋根を軽くするというと、「カラーベストコロニアル」にすることが多いと思いますが、今回のように、軽量瓦にするという選択もあると思います。
やはり日本風の建物には、瓦が似合います。

建物の良さ、雰囲気を活かしながら、リノベーション(リフォーム）をしていくということも、これからの建築には必要なことだと思います。

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